1期生(大学4年生)

SABRINA MEGUMI AHMAD/神奈川大学 理学部 数理物理学科/インドネシア出身(写真左)

私は将来物理学の教師になることを考えており、現在は大学で数理物理学科の物理コースで物理学を学んでいます。高校の時、高校物理の入り口ともいえる力学の面白さと身近さに関心を持ち、将来教師になって、物理はつまらなくはないと教えていきたいと思います。

卒業後は大学院に進学して最終的には母国に帰ることを考えています。この数年間身につけた知識、留学生ならではの経験、日本にいたからこそ経験できた出来事などを活かして日本と母国を繋げたいと思っています。2月に先輩の卒論や修士論文の発表会にはじめて参加し、どれも興味深いテーマだったので、自分なら何についてどう研究して発表しようかなと考え始めました。研究するにあたって今は必要な知識やソフトウェアの活用方法などを春休み中に身に付けています。

VU KIM QUANG/東京理科大学 工学部 機械工学科/ベトナム出身(写真中央)

将来は機械技術者を目指しています。特に宇宙や海などの特殊な環境で長い時間活動できるロボットを開発したいです。例えば、自分の母国、ベトナムでの海では自然資源がたくさんありますが、技術がないため、資源を生かすことができません。人間に替わって海の底で長い時間活動できるロボットが開発できたら、技術だけではなく、経済の発展にもつながると信じております。そして、今は海だけではなく、宇宙にも人間がまだ発見できていない資源があると考えています。しかし、この宇宙環境では人間の活動が制限されます。ロボットのおかげで今まで、人間は宇宙探索することができ、いくつかの困難なミッションを成し遂げました。ロボット開発がすすめば人間もいつか自由に宇宙で活動できるようになると思うので、この過程に自分が少しながらでも何か貢献できればと考えております。そのため、大学では機械設計に関する科目は力を入れて勉強していきたいと思います。

将来は設計だけではなく、自分が設計したものを自分で売りたいので、勉強ももちろんですが、勉強以外のことも頑張っています。勉強面では実際の設計に使う知識を得るために、機械設計学と機械製図という2つの科目に力を入れ、機械を設計する上で何が必要か少し分かるようになりました。また、自分の会社や機械を売るためには様々な問題が発生します。体育会の仕事に積極的に参加することで問題発見と問題解決能力を身につけました。そして、自分が設計した機械を売るためにはお客さんとの相談や話し方が非常に大事なので、アルバイトで多くの人と話すこと力を磨いています。また、どんなことでも意見をまとめる役に付き、進めるようにしています。そうすることで、自分のリーダーシップを鍛えられると考えているからです。

 TAN ZU SHENG/山梨大学 工学部 コンピュータ理工学科/マレーシア出身(写真右)

私は将来ソフトウェアの開発に関する仕事をしたいと思います。私たちの生活の際、日常的に使っている電子機器などは普通ソフトウェアによって制御されているので、このようなソフトウェアに興味を持っています。ですので、卒業後はこのような作業を主にした会社に入り、組込みシステムの開発に関する仕事に携わりたいと思います。

卒業後は日本での就職を希望しています。それに向かって必要な準備をしています。自己分析は大体終わっていますが、エントリーシートの内容を自分で何度も読み返したり、周りの友人に意見を聞いたりすることで、内容の説得力、妥当性と信憑性を確認しました。このようにエントリーシートの完成度を上げながら、IT業界の企業のホームページを見て、自分のやりたいこととマッチしている企業を探しています。