2024年度生

MELLISA ARDELIA/東京工業大学 理学院 化学系 修士課程1年 /インドネシア出身(写真左端)

 国際的に活躍する教授になり、自分の研究室を持ちながら、基礎研究の未来、インドネシアの化学教育の未来を支えることが私の目標です。私は、企業でも大学でも多くされている応用向け、すぐ人に役立つような研究よりも、その基盤となる基礎研究に惹かれています。

 私は将来、育った環境や家庭事情によって外国に留学できない人でも、インドネシア国内で相応しい教育がもらえるようにしたいです。日本や他の国の教育システム、研究から学んで、インドネシアにでも将来の学者、研究者となる人材の育成ができる環境を作りたいと思っています。

PATTARAKULTAWAEE KANATHIP/東京工業大学 情報理工学院 情報工学系 修士課程1年/タイ出身(写真左から2番目)

 卒業後は、AI技術を積極的に応用して現実世界の問題に取り組む企業に就職するつもりです。当初は、AIの技術を実社会のシナリオに適用する実践的な経験を積みたいため、開発者として仕事をしたいと考えていました。十分そのような経験を得た後、AIの技術の取り扱いをより管理できるようなマネジャーなどの仕事に転身し、社会に貢献したいと思っています。

 また、会社勤めを通じた貢献とは別に、私はAIリテラシーの提唱者になりたいです。ソーシャルメディアのプラットフォームを通じて、AIがどのように機能するかについて伝えたり、AIに関する誤解を正したりすることで、社会にも貢献できるではないかと考えています。

ODONCHIMED SODTAVILAN/東京大学 工学系研究科 技術経営戦略学専攻 修士課程1年/アメリカ出身(写真真ん中)

 私は幼少期はモンゴルで過ごしました。モンゴルでは、教育格差、大気汚染をはじめたくさんの社会課題があります。私はこれらの課題は技術で解決できると信じ、技術大国である日本へ留学することを決めました

 私は社会の役にたち、意義のある研究や開発をこれからも続けたいと思っております。そのため、将来は物理学あるいはAIの分野のDeepTechで起業したいと考えています。より将来的には教師になり、モンゴルを始めとする発展途上国の子どもたちや若者たちにこれまで身につけた知識を教えられるように頑張りたいと考えております。

MIKAEL WIJAYA/東京工業大学 環境・社会理工学院 融合理工学系 3年/インドネシア出身(写真右から2番目)

 私は、日本で培った経験や技術、知識を通じて、母国インドネシアの技術的・経済的発展を支える人材になることを目指しています。 しかし、先進的な科学や研究は、それがいかに有用で人生を変えるものであっても、その開発が一般大衆に受け入れられないければ、成功しません。その技術の理想と現実のギャップを埋めることのできる人物が必要であることに気づきました。 そうした人物になるために、まずは科学と工学のさまざまな技術的・理論的側面を研究した後に、実生活への実装、特に経済的観点からの実装に携われるようになりたいと考えています。

 また、私は国際的な組織のプロジェクトに参加し、日本とインドネシアの協働の促進に貢献することを目指しています。

BUI NHUNG ANH/大阪大学 法学部 国際公共政策学科 2年/ベトナム出身(写真右端)

 学部を卒業した後、私は、大学院に進学したいと考えています。進学先の大学院や専門分野はまだ未定ですが、4年間大学に在学し、触れた学問の中で、自分の能力および関心に基づき具体的な進学先を見出したいと考えています。

 現在の自分の学問での最終的な目標は、大学院で博士課程を修了することです。博士課程を終えた後は、自分がもつ知識を活かし、専門的なアプローチから日越関係に貢献したいと考えています。具体的に自分が目指す将来の職業は、大学の教員またはベトナム国内の政策作成に携わる仕事です。

 政策作成に携わる仕事に関する興味は以前からありますが、このような専門性の高い職業は、それに伴う能力が必要です。自分にはまだこの能力があるかは不明なため、目標に向かって努力し、機会が訪れたら、それを掴み取りたいと考えています